
最近の手帳雑誌ではなく、2018年(去年)発売された日経Associeのベスト版。もともとビジネス雑誌の手帳特集が好みの私。引っ張り出してきました。経営者、元オリンピック選手、字幕翻訳者。そして企業のエース社員の手帳術ということでナマ手帳が公開されています。
字幕翻訳の大御所、戸田奈津子さんの手帳
とにかく気になったのが戸田さんの手帳。どのくらい気になったかというと、この雑誌はベスト版ということで、多分過去に掲載されたものをまとめたものだと思うのですよね。パッと内容を見てそれに気がついたくらい、印象に残っていたのです。


ファイロファックスのシステム手帳。スティーブン・スピルバーグ監督からの贈り物らしい。写真に写っていると思うのですが、バイブルサイズ。そしてこの厚さよ!もうこれぞシステム手帳!っていう感じじゃないですか!
もう30年以上使ってるんだって。そこにはお気に入りのレストラン、一緒に仕事をした方たちのサイン、キャッシュカードまで。そしてかっこいいこと言うんですよ。
「重い点も気に入っている」
システム手帳は特にだと思うんだけど、手帳そのものの気になる点に"重い"っていうのはネガティブな要素として感じることが多い。だから小さいサイズ。だからスリムタイプ。だからリングは小さめサイズ。その中でこれを言う戸田さん。手帳オタクの鏡だと思いました。うおぉぉ〜って思わず声が出た(笑)
理由は、ハンドバッグに入れ忘れるとすぐ気がつくからだって。完全に私たちと逆の感覚。バッグ軽くしたいとか思ってた私、反省。
いや、現実的なところで言えば、軽量化・スリム化を徹底していくことが悪いことではないんですよね。それによって持ち運ぶことが日常化できるなら、それは突き詰めるべき。だけどその一方で、やっぱりそのくらい手帳が一元化されているっていうのは魅力的だなって改めて感じたのです。
自分仕様にまとめることができること
そうなんだよなぁ。システム手帳の最大のよさは、自分に必要なものを選んで1つにまとめることができること。もともとのフォーマットを気にせず、自分仕様にどうにでもできること。この要素って手帳好きにはたまらないと思うんですがどうでしょう?それで私は以前システム手帳の要素をエルメス手帳に応用してみたんだよね。
www.ha-ru.net
www.ha-ru.net
それはそれでなかなか満足度が高かった。今でも愛用しているくらい。ただこれはある程度大きさのあるグローブトロッター×バイブルサイズっていう組み合わせだったからかな?とも思うんですよね。これをヴィジョンで今やってみたらどうだろうと。
どうしてもリング径の小さいスリムタイプでセットすると、そこに入れられるレフィルの量は少なくなるわけです。思ったよりも入れたいものを入れられなかったりすると、それなら別の形にしたほうがいいかなとか。(これ今いろいろトライしているのでもう少しお待ちください)
あ、GTサイズだとそこそこのリング径のものをセットできるので入れたいものが入らないっていう不満は少ないと思う。できればエルメス手帳のサイズを問わず、どこかにシステム手帳のような「自分仕様」で「一元化」される形を取り入れたいなぁ。この数日のあれやこれやはここにたどり着きたくて考えています。それがちょっと近づいてきたのでまた近いうちにシェアします。現在方向性が決まって、絶賛追加アイテム模索中。
話は元に戻りますが、このベスト版の日経Associeは面白かったなぁ。写真のように紙雑誌で手元にあるのですが、電子で買えるなら買おうかと思ってるくらい。
この年末にかけて過去のものも含めて手帳本何冊かご紹介予定です。
今夜はChristmas Eve、私は週末にクリスマスは終わらせたので今日は手帳会議します。