labo. エルメス手帳の使い方

エルメス手帳をこよなく愛し、時々海外ドラママニア。大人らしく、都会で自由に暮らす。エルメス手帳の使い方を日々研究中。

【本】東京DOLL:天才の天才にしか分からない闇の部分

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恋愛小説なんだけど、恋愛小説としては読めなかった。もっと気になるところというか、読み込みたい部分が多くて「恋愛」という要素がいい意味で補助的に心の中に入ってきた作品でした。

 

▶︎あらすじ

マスター・オブ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームソフト制作者・相良は、新作のモデルに翼のタトゥを背負った少女・ヨリを選ぶ。映像モデルとして完璧な「人形」ぶりを発揮するヨリに、MGの孤独は癒されていく。だが、彼女には愛する男の不幸が見えるという異能があった。東京の今を描いた長編恋愛小説。

 

あらすじの通り、主人公が出会った少女に恋をする、っていう話なのですが。どうして彼を人は天才と呼ぶのか、そしてその少女に惹かれていくのか。そこをね、すごく考えたくなってしまいました。私、仕事をしている中で「この人天才だな」って素で思ってしまう人に時々出会うんです。もちろん世の中に天才って溢れているわけじゃないから、多分特殊な環境にいるんだろうなって思います。

 

例えばアスリート。日本を代表するトップアスリートにも努力の積み重ねで結果を手にいれる人と、努力だけじゃなくてプラス何か違うものを持っているなって感じる人がいる。「自分は天才じゃないから努力をするんです」ってよく聞くじゃないですか。いや、でも私は違うと思っています。天才っている。圧倒的に他の人とは違うなって感じる何かがある人。

 

「あ、この人、天才だ」

そう思わずにはいられない人。

 

なんか、そういう人がちょこちょこ頭に浮かんでくるような本でした。特別難しい本ではなく、むしろあっさり読めたりしたんだけど、なんとなく何かが心に残った1冊。

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