labo. エルメス手帳の使い方

エルメス手帳をこよなく愛し、時々海外ドラママニア。大人らしく、都会で自由に暮らす。エルメス手帳の使い方を日々研究中。

エルメスの道:1時間だけ、エルメスについて学んでみよう。歴史を知るともっともっと好きになる。

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今さら?と言われてもしょうがないんだけど、改めて読み返しました。これはね。絶対エルメス好きは読んだ方がいいよ。もともと「歴史」が好きな私。(詳しいのではなく好きなのです)企業やブランドだけじゃなくて、言えばそれぞれの国の歴史を知ることで、親近感と情が出てきたりして。そのすべてを知ることができるわけじゃないけど。それが全てでもないけど。でもやっぱり知っておきたいと思う性格なんです。

 

 

 

エルメスからの依頼でつくられた出版物

初版が1997年なのでだいぶ前のものなんだけど。しかもコミックなんだよ!創業約180年。このコミックでは初代ティエリ・エルメスの物語からスタート。本のはじまりには5代目の社長ジャン・ルイ・デュマ・エルメスの「刊行によせて」というメッセージも。そして次に来るのが、あの有名な馬車をモチーフにしたロゴの意味ね。いや、知らなかったわけじゃないんだけど。何ていうの、改めて文章で読むとさ、ため息が出る感じ?(笑)

 

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馬車の種類は《ディック》、主人が自分で馬を卸します。

そばに立つのは従者。

 

「エルメスは最高の品物を用意しますが、

それを卸すのはお客様で自身です」

 

ということを意味しています。 

 

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パリ万博での初出品、銀メダルの獲得

パリ万博での評価が、たった1人の鞍職人(ティエリ・エルメス)を世に名前を知らしめるんだけど。この銀メダルっていうのに納得いかないって。絶対にグランプリを取るって。「銀メダルすごいじゃん!」ってみんなが思うときに、「何で」「どうして銀なんだ」って落ち込むわけです。もうさ、なんとなく雰囲気で分かるよね?このこだわりと情熱がエルメスの今に繋がってるんだなって思います。私、このエピソード妙に納得したんだけど。そして次のパリ万博の3ヶ月前にティエリは亡くなるんだけど、この万博でグランプリを取って、その後金賞のものをエルメスは出品しつづけるんだって。(はぁ。ため息しか出ない)

 

 

2代目、シャルル・エミール・エルメス

少し家賃は高いけどと、今の本店所在地「 24 Rue du Faubourg Saint-Honoré(フォーブル・サントレーノ24番地」に引越し、本格的に鞍屋としてデビューしたのが2代目のシャルル。1Fに馬具・2Fにアトリエ・3Fに住居。このシャルルの息子である3代目エミールとのエピソードがまたいい。(本を読んで欲しいので省略)

 

 

 

3代目、エミール・モーリス・エルメス

このエミールがね。またすごいんですよね。職人の息子として中学卒業後に修行に出る。その頃からの親友にあのルノー自動車創始者のルイ・ルノーがいるんです。

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そしてエミールは馬具作りをすることはなく、店員として働いた。とにかく人に好かれ、天才的な商才があったから。実はファスナーというアメリカ発明品を取り入れたのが彼で、鞍を縫う特別な縫い方で財布やハンドバッグをつくろうと。パリで最初にファスナーを取り入れたのはエルメスだったって。

 

エルメスの革ベルト等を小物として用いたデザイナーの1人にココ・シャネルがいたそうです。シャネルがファスナーを用いたスカートを使うってなったんだけど、アトリエにファスナーを縫い付けられる職人がいないということで。しばらくエルメス社が付けていたって。ここかららしいよ。スカートにファスナーが使われるようになったのって。

 

このエミールは「ミスター・エルメス」と呼ばれるわけが本を読むと分かります。ちなみに、ウィンドウ・ディスプレー「エルメス劇場」というものを確立する装飾デザイナー、アニー・ボーメルを売り子から見つけ出したのも彼。

 

 

 

4代目、ロベール・デュマ・エルメス

ロベールは「カレ・エルメス(スカーフ)」発案者。元々画家になるのが夢だったということで、芸術的センスが抜群だったのかも。1枚1枚すべてのデザインに物語が存在している。これを知ってるからこそ、カレはコレクションしたくなるんだよね。分かるわぁ。カレは春夏・秋冬で年2回テーマを決めて完成まで18ヶ月。この本では、カレの製造工程とその綿密さが語られているので是非ここは押さえておきたいポイントとして読んで欲しい。

 

エルメスがカレやネクタイのパターンで馬具素材を使うのは、「エルメスが今でも馬具を作っていた創業の頃のことを誇りに思っている」という証拠

 

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5代目、ジャン・ルイ・デュマ・エルメス

もうこの辺からは現代史っぽくなってくるので有名エピソードが多いですよね。バーキン誕生秘話だったり。

 

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今は6代目ということですが、この守られてきた歴史ってさ。いや綺麗事ばっかりじゃないと思うんですよ。それでもいいじゃん。私こういうストーリー大好きです。

 

コミックなので1冊読むのに1時間ぐらいかな。(半身浴中に読み始めて終わったので多分そのくらい)エルメス好きの方でまだ読んでいない方!読みましょう!!そして私は読み終わった後、penのエルメス特集をまた読み始めたのでした、、、(笑)いやいや!絶対そうなるから!

 

 

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エルメスの道 (中公文庫―コミック版)

エルメスの道 (中公文庫―コミック版)

  • 作者:竹宮 惠子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2000/01/01
  • メディア: 文庫
 

 

 

Pen(ペン) 2017年 2/15号 [エルメスの秘密。]

Pen(ペン) 2017年 2/15号 [エルメスの秘密。]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2017/02/01
  • メディア: 雑誌
 

 

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エルメスのシンボル

エルメスといえば?と聞かれたら何と答えるだろう。いや、私は「手帳!」って答えるけど(笑)一般的には「オレンジ」とか「バーキン」とか「カレ」とか。馬車のロゴに隠されたメッセージだけではなくて、梱包紙がオレンジになった理由、カレのモチーフになるデザイン背景、毎年年号とその年ごとのテーマが入っているリボン。全てに理由があるってわかることは、ブランドの魅力を何倍にもするよね。

 

あまりエルメス に興味がない人も。

 

すでにどっぷりエルメス大好きな人も。

 

絶対に持ってていい1冊だし、読んで欲しい1冊でした。

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