SNSやニュースを見ていると、よく聞く「年収1000万」という言葉。これは大学生から進路の話を聞いていてもよく出てくる言葉。私はもうずっと前から、この言葉に引かれるボーダーみたいなものに疑問を持っています。
■年収1000万って手取り?税込??
そして先日ある方のツイートをみて、ちょっと気になったからつぶやいた。
もともとは、年収1000万の旦那を探すっていう話だったみたいなんだけど、今回はちょっとそことは違うポイントです。そして今日見つけた記事。
あぁ。という感じですね。ここでも出てくる「年収1000万」
自分のブログでしか書かないけど、ちょうど先日大学生とこの話になりました。周りの就職の話になって、「20代後半で年収1000万になるから選んだらしいっす」とか「○○先輩がそろそろ1000万みたいで」とか。それって税込?手取り?って話ですよ。この東京で、税込年収1000万でどれだけ満足度が上がるんだろうって思うんです。サラリーマンやOLで。(医者とか士業などはちょっとここでは別にしておく)だってよく考えたら、税込だったら年収1000万の年俸制だとして月収は手取りでいいところ60万~70万ぐらいじゃないですか?そこで20万、30万のマンションに賃貸で住んだら?そこに交際費やら趣味の投資やらって入ってくればだいたい内訳は想像できるところで。これが月給制でボーナス込の(税込)年収1000万だとすれば、月の手取りはもっと少ない。(やっぱり賃貸じゃなくて、分譲だなとここで1つ。35年ローンとか)
■サラリーマンと経営者の「1000万」の違い
ただみんな不動産買ってるかっていうとそうでもなくて、賃貸でいいマンション住んでる人もいるよね。私の周りにもいる。芸能人や著名人ではなく月100万ぐらいの家賃を払って5年も住んでるの(笑)「(マンション)買わないの?」って聞いたら、「私、不動産買うことに魅力を感じないんだよね、いつまで日本にいるかもわからないし」とか言う(笑)だけどいろいろぶっちゃけてってわかったんだけど、自分で経営している会社での経費調整だって話になりました。そうであれば分からなくもない。ついでに不動産を購入することについて、私は賛成だけど誰もが賛成とも思っていない。一括りで年収1000万というけれど、サラリーマンの税込1000万と経営者の1000万って全然違うと思います。まず分かりやすいところで経費の幅が違う。やり方や業種によっては経費の幅ってものすごく広くなるのが経営者。場合によっては身の回りのものほとんど経費になる。年収をいくらで申告するかなんて自分で決められたりするし。特に小さい会社ほど、小回りがきくというか。そこで最初の話に戻って大学生に言ったのは、「サラリーマンで1つの目標とするなら、税込年収1000万じゃなくて、1200~1500万がいいよ」と伝えました。ちょうど手取りで1000万になるぐらい。
■生活のランクが1つ上がるのは手取り1000万
そこですべてが満足になるかというと、それはないと思う。家族がいればよけい。世の中って上には上がいるし、世界には10代後半ぐらいで何億と稼ぐ人もいる。だけど、この1200~1500万(手取り1000万)っていうのを目指せば、1つ生活のランクというか、ステイタスが変わるんじゃないかなと思います。遊びに行く場所、出会う人、少しずつ変わっていくんじゃないかと。自分からあっちこっちに会いに行かなくても、徐々に価値観や金銭感覚の近い人が周りに残っていくと思う。金銭感覚が大幅に違う人とずっと一緒にいるのは結構大変。またこれがアスリートとか、芸能人とかっていう職業になってくるといろいろと違う意見はあると思うのですが。記事に出ているような雰囲気だと、私はこう思う。そもそも、サラリーマンと経営者のお金の使い方というか、動き自体が違うから、こういう大きな枠で語るにはちょっと難しいなと今書いていて思いました(笑)これってサラリーマンだからどうとか、経営者だからすごいとか、そういう話ではないのです。企業に勤めるにはそれはそれでいいこともあるし、事業を立ち上げるにはそれなりのリスクもある。どちらにしても、お金だけのものさしで言うなら、サラリーマンだったら年収1500万を目指すべき、ということです。
う~ん、まとまらなかった。